【新唐人2013年12月29日付ニュース】これまでクリスマスになると、大陸の観光客が大勢、香港を訪れ、宝飾品やブランド品を買いあさっていましたが、今年、最もよく売れているのは日用品のようです。
クリスマスから新年までの休暇の間、香港は、大陸の観光客であふれます。駱さんは湖南省出身の妻のため、即席めんやシャンプー、粉ミルク、果物など多くの日用品を買っていました。
香港市民 駱さん
「大陸で約70元のシャンプーが香港だと、その半額です」
深セン市に住む陳さんは、ほぼ毎週、香港に買い物に来ます。
深セン市民 陳さん
「大陸は検査がいい加減なので、粗悪品も売られています」
記者
「毒ミルクが心配だと?」
深セン市民 陳さん
「はい」
東莞市民
「靴を買います」
記者
「ブランドバッグや宝飾品は?」
東莞市民
「いいえ、ぜいたく品は買いません」
上海から来た観光客は、香港で売られる商品は信頼できると、薬や化粧品などを買っていました。
上海からの観光客
「化粧品などです。香港なら信頼できます。大陸と違います」
これまで大陸からの観光客は、ブランド品を買いあさっていましたが、現在はとても理性的に買い物をしています。
雲南省からの観光客 郭さん
「香港の割引やサービスは以前ほどよくありませんので、大陸とさほど変わりません」
買い物だけではなく、大陸では分からない真相に触れられることも観光客にとっては収穫です。大陸で発行されていない中国語新聞「大紀元」も人気がありました。
当局によると、今年の年末年始の休暇には、1000万人が香港を出入りし、そのうち大陸の観光客は169万人以上で、去年より16パーセント増えるそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/12/28/atext1032438.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/工)